幸せな人生

2018年05月31日
毎日平凡な時間を過ごしています。
事業は上出来とまではいかないけれどそれなりに
順調なのかもしれません。
朝起きてテレビでニュースをみて日々変化する様々な
トレンドを確認する。
仕事の内容の整理をして出勤時間となります。

今日は朝徒歩で30分かけて出勤しました。
あちらこちらで、紫陽花が咲き車では見ることのできない
花や、緑を確認しながら歩いてきました。
体調の悪い状態が続き、6月の検査次第では入院も・・・
子供たちの為にも元気でいなくてはいけないと思います。?

歩きながら、幸せな人生とは・・・を考えてしまいます。
今が幸せか?何が幸せか?
子供たちと過ごす時間は本当に楽しく、変化を感じます。
欲しいものを手に入れると、自分の頑張りを評価しています。
平凡に一日が終わっていくことが何よりの幸せ。
笑っていられることが何よりの幸せ。
従業員と話をしながら笑っている時が幸せ。
目標を達成する事が幸せであり、給料が上がればうれしく感じる。
幸せは、身近な所にあり感謝から始まるのではないかな?
ありがとうの言葉から、幸せが始まるように最近感じてきた。
大学に娘が入学したときに家内に伝えた感謝の言葉
「毎日朝早くに起きて、お弁当を作ってくれてお陰で大きく育ちました。ありがとう」
そして家内より返ってきた言葉」
「正しい道、姿勢、言葉をたくさんかけてくれた。今があるのはお父さんのお陰です。ありがとう」
でした。

元気でいることが何よりの幸せなんですね

工場視察

2018年05月30日
昨日は高知県の力により全国の食品バイヤーをお呼びして
頂き、商談会を行っていただきました。
昨日の夜より工場視察にお客様に来ていただき
工場内を見学していただきました。
色々な取り組みを評価していただき嬉しい事
まだできていないと感じる事沢山あります。
しかし従業員の意識が高くなり、成長していることも間違いなく
工場内のコンテナ整理が大きな問題です。
2年間で床に損傷が出たり、壁に汚れが付着したり
とれない汚れが目に付くようになりました。
作る事よりきれいな状態を維持する事が難しいと感じます。
沢山の取引先の皆さんにお越しいただき、決して広い
工場ではありませんが、わが社の心臓です。
大事に使いお客様に喜んでいただける工場にしていきたいと
思います。

運動会

2018年05月28日

子供を持つ家庭では、春にやる運動会、秋にやる運動会とあるでしょう。
我が家は春、昨日でした。
朝早くからお弁当を作り、元気で学校に行く娘。
イベントごとではやたら張り切る。
ダンスも、かけっこも一生懸命。
出番がなくても自分の席でずっと友達や、上級生の応援を
している姿に涙。
1年生の時以来運動会には参加が出来ず、アメリカ出張が続いていました。
しかし、今年からは出張を取りやめ必ず運動会に参加すると決めています。
昨年、一生懸命にあまり体調を崩して病院へ行った娘を思い
悲しく、仕事が出来なかった。
そんな悲しい思いをしたくないと思います。
運動会終了後、自宅で子供たちの演奏会。
お姉ちゃんが使う吹奏楽でのバリトンサックスと普通のサックス。
大合唱です。
センスがあるのかどうなのか?よく音が出るのです。
お姉ちゃんに褒められて延々に鳴り響く。大変な夜でした。
元気でいてくれる事は何よりの幸せです。

ロットを変更してから

2018年05月26日

わが社は今までの最小ロットを2月より変更しました。
輸送費の高騰にてほとんどの企業が値上げや、ロットを上げ
店舗では取り扱いにくい本数が納品される状態を予測していました。
景気が回復基調にあるとはいえ、一般家庭では給料、ボーナス等の
上昇はあまり気込めていないと思います。
わが社は事前にかなりの経費を削減して、ロットを上げず
更には下げる(40本~24本)(60本~30本混載可)
というように大きな戦略を立て業務に取り組みました。
お陰様で、今まで取引が少なかった企業様よりの注文、
取引がなくなっていた企業様よりの復活
新規の契約などが進み、発注件数も増えてきています。
ありがたい事です。
しかし、又ヤマトよりの値上げの連絡があり苦しい状態に
なっています。
負けずに取り組んで行かなければなりません。
少しでも多くの取引を増やして、高知の美味しい物を伝えていきたいと
考えています。

ボケナスという新商品

2018年05月25日
高知のどこかにばかタレという商品があるようです。
何と斬新な商品名なのでしょうか?
面白いです。結構な販売量を記録しているようですね(^^♪

そのような面白い商品で、安芸や奈半利のなすを使った
冷ややっこに会う、又焼きナスにあう商品を
作ります。
名前は、ボケナスです。
茗荷や、生姜をトッピングとして醤油ベースで作り上げる
何とも美味しい商品なのです。
これからは、故郷納税の返礼商品を多く開発して
地域の商品開発を手掛けていきます。

今回作っているいくつかの商品
高知で一番多く販売している「おかず生姜」
これにあやかり、茗荷をニンニク味噌で作った「おかず茗荷」
これがまた美味しいんです。
須崎の茗荷を四万十の直七に漬け込み、美味しく味を漬け込みました。
絶品です。
期待しておいてください。


父が残してくれた言葉

2018年05月24日
15歳で大阪に就職して料理の世界に飛び込んだ僕です
特に父は身体障碍者であったこともあり入退院を繰り返し
一緒に生活をしたという記憶はほとんどありません。
しかし親はちゃんと子供を理解しているのでしょうか?

死を迎える最後に僕に残した言葉が「人(従業員)を大事にしなさい。
でした。言葉を忘れることはできませんが
父の面影を追うごとにその言葉の意味をじっと考えています。
人を大切にするとは?何なのか、人それぞれの生き方、感じ方が違う中
本当に難しい内容ですが、単純な答えとしては考えが付きます。
しかし深く考えれば、この意味の大きさを痛感させられます。
思いつくことは出来る。
しかし、事業としてはそんなに甘くはない。
企業は人なり・・・実感しています。
大切にすることと、結果を出すことは違う。
社長は会社側の人間、私たちは労働者と割り切った考え方を持つ人の方が
断然多い。
その中で役割の違う人たちを発掘していくわけであろう。
最近もご飯を食べていても、父の好物だったものを目にすると悲しく涙が出ます。
温泉に浸かって景色を眺めていると父にも見せたかったと朝から涙する事があります。

人を大切にしろ?果たして何なのか・・・
この頃、人を大切にするとは自分の時間を大切にする事ではないかと考えるように
なりました。
事業が大変で必死で生きてきました。段階的にも10年近くが経ち
次のステージに進んでいると感じる最近では、時間の大切さを感じるように
なってきています。後悔をしない1日、笑顔に沢山なれた一日、明日を迎える
喜びを感じることが出来るような整理が出来た1日
時間の余裕を作り出すと、人の動きがよくわかる。
従業員の戸惑いが理解できる。
そんな時はさりげなく手を差し伸べることが出来る。
自分の過ごし方と考え方を変える事が出来るし、自分自身の生き方を考えることが
出来る。
残りの僕の人生13176000秒と計画している。
25年80歳で死を迎えるとして、今日何をするべきか?何を皆に伝えるべきか
計画をしっかり立てていこうと考えています。

月曜日より出張です。

2018年05月19日
今年は本当に出張が多く、月曜日よりも九州出張です。
久留米や、熊本で企業訪問にでかけます。
わが社が始まって以来、昨日はフランスの来客があり楽しい時間を
過ごしました。
美味しいクッキーや、お土産をたくさんいただきました。
採用になるかどうかは分かりませんが、新しく東京にできる
アンテナショップでわが社のドレッシングが販売されるようです。
ありがとうございます。
明日は休みなのですが、家内の実家に両親を訪ねてみたいと考えています。

今年は海外出張があと6回、国内出張も入れるとかなりの旅になりますが
始めてダイヤモンドステータスが今年獲得できそうです。
後2回ぐらいは海外主張も増えそうだし、体に十分注意をして
頑張ってきたいと思います。

OEM依頼

2018年05月18日
お陰様でわが社にはOEMでの依頼がよく来ます。
本日も宮崎県の産品を使った商品を2種類開発してほしいと
声を頂き開発しなくてはなりません。
ありがたいお話です。
レシピーを頂ける商品は簡単に進みますが
全てを考えて作る商品は本当に苦労します。
レシピーを提供するだけなら、製造工程を考えなくても比較的
すみますが、わが社で作るとなると大変な事になるのです。
今現在でも100種類近くの商品を製造している中で
新しい商品を作り上げなくてはいけないので本当は大変ですね。
今日はバルサミコドレッシング、黒酢ポン酢、ステーキソースなどを
試作しました。
昨日はアメリカで販売するシナモンテリヤキソースを作り
美味しいソースが出来上がりました。
明日は、焼き鳥のたれや、キャベツドレッシングなど作ります。

自信とは何だろう?

2018年05月17日
最近、自信とは何だろうと思い悩んでいます。
「人よりこれは優れている」
その事が一つの自信に繋がる。
よく理解できるなあ。
でも、プロにもそれぞれのスランプや、負けてしまうことも
あるだろうし、自分の自信が失われることもあるように思います。
結果として、経営のプロといわれる先人が沢山おり
多くの有名な言葉を残してくれている。
しかし、自分を信じる、信頼する心が自信です。
皆、自信がないから勉強する、学ぶ
一生修行という言葉を目にし、耳にする。
僕なんか何一つ、取り柄とかやり切ってきたことがなく
いつも自己嫌悪に陥る。
ただ、一つだけ感じることで、やり切る、諦めない事が唯一
僕の取り柄なのかな?でも自分を信頼したりまでの気持ちを持てなく
必死で勉強、学ぼうとしている。
自信のある人は本当に素晴らしいな。と感じています。

毎日新商品開発に励んでいます。

2018年05月16日
昨日は、おかず茗荷のもとを試作、焼き肉の野菜たっぷり
ソース、グルテンフリーテリヤキソース等沢山新商品を
製造しました。
焼き肉のたれは即採用、焼きナスソースの試作を本日は
行っています。
時間が許す限り新商品開発は大切と考え
取り組んでいますが、アイデアが浮かばないことも
あります。
今以上に自社の商品をドレッシング以外には
レトルト商品や、白いんげん、芋ドレッシング、カボチャ
枝豆などを予定していますが
後の試作は他の企業より頂いているPBでの話です。
今日は、ブッフェスタイルの牛角さんでグランドメニュー採用が
正式に入りましたと連絡を国分さんより頂き嬉しくもあります。

お豆腐にかけて食べる「焼きナスソース」これ抜群なんです。
近いうちにある企業より販売が開始されます。
我々は縁の下の力持ちです。

青パパイヤ不足

2018年05月15日
青パパイヤは暖かい地方やハウス栽培が基本の
野菜です。
毎年の栽培は非常に難しく、寒さ、暑さ、水に大変敏感な野菜なのです。
昨年度の日照不足や、局地的豪雨により大変な被害に会い
収穫がなかったことは以前にもブログしました。
今年も例外なくやはり、ゆずパパイヤが海外で順調に販売が進んでいることもあり
不足で欠品とさせていただきました。
今年は台風や、日照り、水不作がなければよいのですが心配です。

高知県や、宮崎、鹿児島など最近では化粧品として使用したり
健康食品として商品開発が進み市場に流れているようですが
酵素の働きが有名な野菜で、虫も酵素によって殺されると
いうような危険な野菜です。
加工段階でも、白い液体が流れてきますがの、この液が直に手に触れたり
爪の間に入って洗い漏れがあると夜よりだんだんと痛みが出てきます。
しかし不思議なもので、1年加工をやりますと
2年目は抵抗力が出来てくるのか、痛みは感じなくなります。
虫や人間の慣れは不思議なものです。

久しぶりの横断歩道

2018年05月14日
土曜日の補導員連絡会で最近の新潟県での事件や
地元高知県でも不審者情報が出ています。
朝の交通安全では近所の皆さんが横断歩道に出て
子供たちを学校まで安全に送り届ける役割を担ってくれています。
それに比べ、夕方の下校時には交通安全委員の皆さんは
お迎えが比較的ありませんでした。
出張の多い僕は毎日夕方に横断歩道に立つことはできませんが
高知にいるときは、夕方の下校時に子供たちを迎え
声をかけてやろうと思います。
小学一年生も何だかこの2か月で成長しているようにも
見えてきます。
学校で作った野菜を持ち帰る子供たち。
玉ねぎを持って「今日食べる?」カレーにすると聞いたら
昼の給食がカレーでした。ブッブッーとか話がはずみます。
「オンちゃん久しぶり」とか声をかけてくれます。
今日はどうしたが?不審者情報が出てたからオンちゃんがやっつけるが・・・
オンちゃん強いかえ?お腹大きいね、弱いねえ
こんな些細な話がすごく愉快な時間でした。

経営理念

2018年05月14日
会社を設立以来企業の存在価値、具体的な活動
従業員へのメッセージを含め経営理念を考えてきました。
以前勤めていた会社の素晴らしい部分を取り入れた
理念を何とか利用したこともありましたが
わが社の問題として10年を迎えようとしている中で
新しい経営理念を作り出そうと毎日考えています。
僕は、凡事徹底という言葉を友人に言われて以来
ずっと大事にしてきました。
初心、地域貢献、継続などを念頭に事業に取り組みました。
これからはわかりやすい言葉で従業員の心
地域への貢献、夢、希望を基に思いを表現していこうと
思っています。
「できることを一つずつ」これが以前の会社から
頂いた僕の中での大切な言葉です。

小さい事でも気づいた人間が、一人でも行う。
「ハチドリのひとしずく」
クリキンディの話です。

森は燃えていました。
森の生き物たちはわれ先にと逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちはそれを見て「そんなことして一体何になるんだ」と笑います。

クリキンディはこう答えました。

「私は私にできることをしているだけ」
以前の会社の社長からこの話を聞いて涙が出て
一体俺は何しているんだと考えたことがありました。
小さなことをひとつずつ、僕は子供たちの為にできることを
一つずつ行っていきます。

今日は日曜日、雨

2018年05月13日
母の日の今日は雨模様です。
従業員は本日お休みですが僕は会社に出勤しています。

毎年、気候の変化、温暖化などによる作物不足
高騰、今までとは明らかに違いが出ています。
わが社のドレッシングは野菜が高騰すると販売量が大きく
落ち込みます。
毎年の事なので今更問題だと言っても仕方ありません。
野菜パウダーの使用や、今はドレッシング以外の商品の
開発、ポン酢や、ソース、焼き肉のたれ、テリヤキソース等
アレルギーのもととなるような商品は作らず
あくまでも調味料を主体とした商品開発を目指しています。

会社にいても良いアイデアが浮かぶわけでもありませんが
会社に一人いると安心できます。
サラリーマンとして働いていたころ、退職してからの人生
想いもしなかった食品加工事業。
たったの8年での工場建設、順調にいやそれどころではないくらいの
スピードではないかとも思います。
皆さんのお陰でこのような事業が出来、海外での販路拡大も比較的
順調に進み、ヨーロッパやアメリカでも販売がされている。
最近、経営理念をずっと考えているが難しい事はなく
凡事徹底・・・初心忘れるべからずこれにつきます。
地域、お客様、取引先のかかわる皆さんとの共存反映、喜びを
常に考え行動していかなければいけないと毎日思っています。

ヤマト宅急便のさらなる値上げ

2018年05月12日
昨年度より報道各社が報じた、悪質残業、人手不足により
大幅な値上げ。
本当に悪を善と切り替えるうまいやり方で値上げを実施したと
思います。
わが社も大きな金額の値上げで苦慮しましたが、昨年度よりの
経費の見直し等、出来る限りの削減に努め
わが社は値上げより、ロットを小さくしてより取り扱いをしていただけ易い
方法をとってきました。
取引先よりは本当の意味での企業努力を認めていただき
現在まで、昨年を上回る実績を上げています。
当然、経費は膨らんでいますがこれは僕の戦略です。
しかし思いもよらない値上げがここにきてヤマトよりあり
愕然としています。
酷いとしか言いようのない話であり、昨年みたいにマスコミが報道して
取引先や、消費者がある程度納得をしてくれていればよいのですが
それは不可能です。
しかし全体的な値上げが昨年度以上を要求してきており
馬鹿な企業とはお付き合い出来ないと判断していますが
運営企業が少なく、競争もほぼ3社しかないという事もあり嫌がらせ
のような値上げを要求してきているのだと思います。
怒りをあらわにしても仕方がありませんが、悲しい事だと思います。
いい事ばかりではないです。
もっと、ちゃんとしたお客様をむいた事業をヤマトはするべきでは
ないかと感じた事でした。

グルテンフリーのニーズ

2018年05月10日
海外輸出を積極的に行っているわが社は年間を通して
100日海外出張を¥に出かけています。
日本ではあまり要望のないグルテンフリー(小麦不使用)が
海外では当たり前のようなニーズとなっています。
海外での特徴は、MSG、GMO、グルテン不使用は普通に
要求されます。
問題は、濃口醤油しか原料がない事と、うまみ成分が少ない事です。
今後醤油メーカーも美味しい商品の開発には取り組むでしょうが
味はもう少しなのかもしれません。
しかし、日本人の良いものが世界の人々にとって美味しいものとは
限りません。
小麦アレルギーというものが日本人には少ないと思います。
これからの必要性は出てくると思います。
益々グルテンフリーのニーズは広がりを見せてくると思います。

人の死

2018年05月07日
金曜日の深夜、叔父が息を引き取りました。
86歳という年齢でしたが、最後は安らかな死であったと
聞いています。
母も死を迎える当日、意識がある段階で最後の面会をして
話をしたと、その時より苦しそうではあったがまだ元気だったようです。
痴ほうが進み記憶が定かではない状態で
家内の病院を退院するときに「錠二の嫁さんか」と声を
かけてくれたと、家内は喜んでいたが突然の最後でした。
人の死は突然やってくるものですね・・・
親戚同士が集まることも、冠婚葬祭以外はなく
昨晩も初めて会う従妹の奥さんや、30年ぶりにあう従妹。
もうこのように話をすることなんか親戚とは云え少なくなってきています。
それぞれが県外に出て家を建て子供が成長し生活の基盤が
高知ではない親戚も多く連絡も中々取れない現実です。
「遠くの親戚より近くの他人」なんて言葉があるように
日々の生活を営む上での近所付き合いが大切だななんて考えます。
僕自身の人生も後25年として折り返しの人生を過ごしています。
人の死とは、苦しみながら死んでいく?薬のお陰で昔より痛み止めや
モルヒネという劇薬で苦しみを感じさせず人の最期を看取ることが
出来るようになったとはいえ、最期はどのような気持ちなのかを
考えさせられました。
小さな娘の寝顔を昨晩も見ながら、この子の寝息を聞くことが
出来るのはあと何日だろう?会社はどうなるのであろう?
50年後の日本はどんなに変わってしまうのだろうと?真剣に考えました。
死を迎える人間、残される人間、魂が消え去る事は悲しい事ですが
誰にも平等に訪れる別れです。
家族が幸せで、従業員が幸せで、かかわった皆さんが幸せな
時間を過ごしてもらうことが、今の現実として受け止め精一杯今を大切に
過ごさないといけませんね?後悔しない人生なんてないはず
しかし後悔を少なくする人生が幸せなんだと・・・

幼い時より

2018年05月04日
保育園時代より物心がついたときにいつも感じていたような気がする
貧乏という言葉。
父が身体障碍者であったことにより入退院を繰り返し
母も働くことが出来ず、看病をしている日々であった様な気がします。
祖母や叔母、兄弟だけで生活するような日々もあったように
たまに帰ってくる母親が久万川橋を渡っている姿が明かりの中に見えると
走って迎えに行っていたことを鮮明に思い出します。
国の税金により福祉より学費などを頂き、卒業していく自分が嫌で
ろくに学校にも行かず、遊び惚けていた。
しかし、本は沢山読んでいた記憶があります。
限られた内容・・・成り上がり・・・成金・・・お金のためかた
このような本ばかりが散乱していました。
自転車も買った記憶がありません。廃品回収で見つけた赤い自転車が
僕の乗る最高の自転車でした。
時にたこ焼きを買うことも出来ず、落ちていたたこ焼きを食べて
姉に泣かれたこともありました。
料理の世界に飛び込んだのが41年前。美味しいものがいっぱい食べたいという
気持ちのみで入った修行です。
あれから半世紀近く、働き続け56歳になります。
昔と違い、お金持ちになりたいとか思う気持ちはなくなりました。
それなりの生活が出来ることが一番の幸せだと。
欲を出せば巨大に広がり、相手に求めては摩擦が起きる。
家族が笑い、そばにいるだけで一番幸せなんだと・・・
人並みの生活、日常的な衣類や食料があれば十分に幸せだと。
金のない奴の負け惜しみ?そうかもしれません?
ビジネスをやる限り、利益を出し続け従業員を、関係各位に幸せを
感じていただくような取り組みをしなくてはいけません。
お金持ちにならなくても、ぼちぼちと家族、従業員、取引先の
皆と笑える人生が幼い時との考え方の違いです。

仕事に興味を持つ事

2018年05月03日
人の成長は友達との関係、仕事との向き合い方
家族、関係している人たちとの関係で成長していると思う。
これは僕の考え方に過ぎないが
学業で学ぶ事は一部の事であって人生そのものに大きな影響を
及ぼさないことが大半であるように思います。
大学を出て勉強を頑張っても、就職先によっては全然必要と
しない事の方が多いような気がしてなりません。
わが社の仕事でも、経理でも数学ではなく単なる算数です。
足す、引く、かける、割るだけの事。
損益分岐点が難しい?簡単です。
ある意味、経費科目が理解できて、固定費なのか変動費なのかで
答えはおのずとわかってくる。
ないものを求めるとしても、一部の科目の率を求めればそれなりに
数値は出てくる。
簡単な事です。
人生において一番楽しい事は、自分の今の仕事に興味を持ち
その結果を追い続ける事が楽しい時間となるのではないでしょうか?
僕はため葱の皮をむく仕事をやるときに、時間測定をします。
形によって作業時間は異なります。種類によっても変わります。
しかし、その事実を理解して作業に取り組み、タイムアタックをします。
「昨日より今日は7分早かった」生産性が向上している。
労働分配率はどれだけ変化するか?
これは20㌔の話、一日1t作業をするから50箱。
全体では、350分の時間削減?しかし人間は集中してこの作業ばかりは
出来ません。この内容を0.7%(休憩も入れて)と考えても240分
そのほかの作業分析の中では作業量が増えていく。
こうやって人時生産性が向上して、労働生産性が上がり給料も上がる。
こんな構図が非常に楽しい。だから漠然と働くより、手法を変えて
取り組み方を変更する。こんなわかりやすい楽しみ方はないと感じています。
これはホテルマン時代から取り組んできたことです。
仕事に興味を持ちどのような仕事にも喜びを見出す。
これが仕事の楽しみ方であるように僕は思っています。

苦あれば楽あり

2018年05月01日
苦しみの向こうにしか幸せはやってこない。

汗を流し、知恵を振り絞り、体を使い56年生きています。
勉強をせずに遊びに夢中でしかなかった僕の生き方でした。
中学校を卒業して料理の世界に入り修行。
中途半端な修行の中よりホテルマンへ転職。
中途半端な25年を過ごして、起業したのです。

皆さんが考える企業とは、やりがいとか、楽しいとか
趣味の延長線上にあるワクワク楽しい事業・・・
そんな人もいるとは必ず思います。
僕は苦しみしかありません。しかしそこに芽生えるチャンスを
物にする。
アイデアを形にすることは楽しくて仕方ありません。
しかし、形にするためにはお金がかかります。
だから躊躇してしまいます。
苦しみのない成功は絶対にないと思っています。
でも、一部の若者かも知れませんが、「苦労は嫌」
「しんどいのは嫌」「給料は遊ぶお金があればいい」
こんな言葉を耳にするたびに嫌になります。
特殊性のある仕事を選び、希望に満ちている若い人たちも多く
その子の個性を伸ばして上げれるスキルを身に着けることも十分に
必要ですね。時代は大きく変化しています。
昔の考え方や、成功はひょっとして今の時代は間違っているのかも?しれません
しかし、日本は終戦後より団塊の世代が、ハングリーに戦ってきた
身体を使って真剣に生きてきたからこそ今の時代があると思います。
身体を使い、知恵を出し真剣に汗を流してきたからこそ今があると思います。
朝、娘と話をしていて涙が出そうになりました。育て方を間違っていると
悲しくなりました。
苦あれば楽あり・・・・
  今は死語なのかな?